福祉国家型財政への転換――危機を打開する真の道筋

シリーズ新福祉国家構想4

二宮厚美・福祉国家構想研究会編

 

2013年5月刊行

 

46版320ページ

 

税別2200円

 

日本の経済・財政危機の原因と、新しい福祉国家のための財政原則を提示。




目次

序 章 競争国家か福祉国家かの対抗関係(二宮厚美)

1 いまなぜ福祉国家型財政への転換なのか

2 「土建国家か福祉国家か」から「新自由主義か新福祉国家へ」

3 新自由主義、新福祉国家、ポスト福祉国家の三潮流

4 グローバル競争国家化に向けた新自由主義の財政戦略

5 ポスト福祉国家派のグローバル競争国家派への迎合

 

第1章 財政危機のなかの福祉国家型財政への道(二宮厚美)

1 現代日本の財政危機という難問

2 新自由主義的蓄積のもとでのグローバル競争国家化

3 新自由主義的蓄積によるデフレとバブルの共進関係

4 的を射止めぬアベノミクス「三つの矢」

5 新自由主義的税制改革を起点にした福祉国家型財政の構造転換

6 おわりに――福祉国家型財政への指針

 

第2章 財政危機の原因と、打開策としての福祉国家型財政(梅原英治)

1 日本財政の現状をどうみるか

2 何が財政赤字を拡大したか

3 財政赤字はなぜ拡大したか

4 財政赤字はどのように拡大したか

5 アベノミクスの経済財政運営の問題点

6 新福祉国家財政への転換こそ経済・財政危機から抜け出す道

 

第3章 福祉国家における社会保険制度(髙山一夫)

1 社旗保険制度の現状

2 医療保険制度の現状と課題

3 「社会保障と税の一体改革」と今後の社会保険制度

 

第4章 現代日本の「社会保障と税の一体改革」をめぐる二つの道(川上 哲)

1 「社会保障と税の一体改革」の展開

2 「社会保障と税の一体改革」の問題点

3 一体改革に対抗する「新しい福祉国家」構想

4 追記:安倍政権下での一体改革について

 

第5章 福祉国家型地方自治のもとでの自治体財政の争点と将来(平岡和久)

1 分権改革と地方財政をめぐる対抗関係

2 自公政権から民主党政権に至る地方財政改革の問題点

3 地方財政改革の争点

4 福祉国家型地方自治をめざす行財政のあり方と財政原則

 

第6章 グローバル化のなかの福祉国家型国民経済の展望(岡田知弘)

1 課題と視角

2 現代日本の「デフレ」「不景気」の原因はなにか

3 地域から日本経済を担う経済主体は誰か

4 経済のグローバル化と持続可能性の危機

5 おわりに

 

トップへ戻る

執筆者

編者・二宮 厚美(にのみや あつみ) 1947年生まれ 神戸大学名誉教授
梅原 英治 (うめはら えいじ) 1950年生まれ 大阪経済大学教授
高山 一夫(たかやま かずお) 1971年生まれ 京都橘大学准教授
川上 哲(かわかみ さとし) 1977年生まれ 東京自治問題研究所
平岡 和久(ひらおか かずひさ) 1960年生まれ 立命館大学教授
岡田 知弘(おかだ ともひろ) 1954年生まれ 京都大学教授

※肩書は刊行当時のものです。

トップへ戻る

書評情報

hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)2014年4月21日

『経済科学通信』136号 評者:寺間誠治

『週刊社会保障』2013年9月23日

 

トップへ戻る